さんやっほ~!山野 豊だクマ!
このページでは、くらちふれあいまちづくり協議会のマスコットキャラクターの「山野豊(やまのゆたか)」を紹介するクマ!

プロフィール
★なまえ
山野 豊(やまのゆたか)
★なまえの由来
山や野原が多く、自然が豊かな倉知地域の合言葉である山野豊(さんやほう)からつけられた
★うまれた日
1634年4月20日
★お仕事
くらち地域の情報をみんなに伝えること
★好きなこと
くらち太鼓とお祭り
★好きな物
日本酒(さんやほう)
山野 豊が教えるくらち祭りの歴史!

ぼくが大好きな倉知祭は、奇祭として知られているクマ!
このお祭りは1634年から行われていて、僕の生まれた年と同じなんだクマ!
江戸時代初期、倉知村の領主だった「村瀬平四郎」って偉い人がお寺を建てたことが始まりでね、そのお寺っていうのが今の大龍寺なんだクマ。

その後、村瀬さんの治績(政治的な功績のこと)はどんどん上がっていって、そこから来る信頼のおかげか、領民は自分たちの生業(生活をするのに必要な仕事)を楽しんでやっていたらしいクマ。すごい信頼度クマね!
村瀬さんが亡くなってしまった後も、領民は彼を慕っていたから、命日の4月20日に「正当命日供養」といって、村瀬さんのお参りを欠かさなかったんだね。
ここまでしてくれるまで信用を得ることってなかなか出来ないと思うクマ。羨ましいクマね・・・
このことがあって、今の白山神社と鞍知(くらち)神社のお祭りも、4月20日になっているんだクマ!
さてと、祭りの中に、「御輿押合い」って呼ばれる行事があるんだけど、この行事、「けんか祭」って呼ばれるくらい見てて活発な行事でね。

近くに住んでる人はもちろん見に来るんだけど、遠くからわざわざ見に来る人が沢山いるくらい有名なんだクマ!

内容を少しだけ説明すると、まず白山神社の人たちを「上組」、鞍知神社の人たちを「下組」って呼び名をつけてね、それぞれが神輿(みこし)を担いで激しくぶつかり合うっていうなかなかハードな祭りなんだクマ・・・。

ぼくも長年見てるけど、何回見ても飽きないクマね~。
あとちょっと補足すると、このけんか祭り、1964年(昭和36年)にあまりの激しさから一度廃止になったんだクマ。
でもでも、1978年(昭和53年)には、けんか祭りのない祭りに満足出来ないっていう人たちの思いで、この行事が復活したんだクマ!
1984年(昭和59年)にはもう完全に廃止前の祭りの状態に戻ったんだクマ。人の思いというのは凄いクマね・・・